岡山後楽園
okayamakourakuen
貞享3年池田綱政の創設にかかり初め茶屋々敷と称し後に後園と呼び明治4年後楽園と改称しました。昭和の戦災にかかって借景たりし岡山城天守を失い、庭内の諸建築も殆んど災上したがよく地割その他大名庭としての旧規を存し同種庭園のうちでも特に優れています。
現在の流店はとても涼しく、心静かに眺めていると、ここで休んだ歴代藩主の様子がしのばれます。
二色が岡に建つ茂松庵は、戦災で焼失しましたが、昭和27年に復元されました。かつては、二色が岡の彩りをそのまま名前にした「花葉軒」と称されていましたが、明治初期に「茂松庵[もしょうあん]」と改称されています。
受賞:特別名勝