魚梁瀬ダム
yanase dam
魚梁瀬ダムは奈半利川の最上流部に建設された中央土質遮水壁型ロックフィルダムです。
ロックフィルダムは、中心部に遮水壁(コア材)を持ち、その両面に砂や砂利(フィルター材)が積まれ、外側に岩(ロック材)を敷き詰めてコアとフィルターを支えます。
その中でも中央土質遮水壁型は安定性に優れており、地震や降水量の多い地域の大部分では頻繁に採用されています。
ロックフィルダムはコンクリート壁では表現することのできない、表面のゴツゴツとした見た目が特徴的です。
堤高は115.0mと四国で1番堤高が高いダムとされています。
正面から
展望台から
構造(ダム型式):中央土質遮水壁型、ロックフィルダム
利用目的:発電
堤高:115.0m
堤頂長:202m
堤体積:2,800千m3
着手:1962年
竣工:1970年